【料理】カエルを食べます!🐸【レポ】

・カエルの肉
・小麦粉
・バター
・ニンニク
・レモン
・塩
・バジル
材料は多く見えるけど工程は少ないはず……です!イメージしてる大まかな流れは以下のとおりです。
0.解凍
1.カエルの脚を切り取る
2.カエルの脚に小麦粉をつける
3.フライパンにバターを入れて炒める
4.肉とニンニクに焦げ目がついたらインスタ映えしそうな皿にうつす
5.塩とレモン汁をかけて完成
0.解凍
まずは解凍するところからです。冷凍庫で保存していたので、調理する前日に冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍しておきました。お湯での解凍は肉汁が出てしまうらしいので、解凍は冷蔵庫や水が良いみたいですね。カエルが臭かったら嫌なので念のために洗っています。
絵面は最悪です。
1.カエルの脚を切り取る
カエル料理では筋肉が発達した脚を主に使います。「たかがカエル」と思ってはいけないほど骨が硬いので、骨を避けて良い感じの部位から切り取るのがポイントです。「いけるっしょ!」って雰囲気で切ろうとしたら包丁が刃こぼれするかと思った。
「いけるっしょ!→いけない」となるので要注意です。すじを取ろうかと一瞬思いましたが、バラバラになったら困るのでこのままにします。炒めてるときも食べてるときも華奢な感じがしたけど、どうするのが正解なんだろうか。
2.カエルの脚に小麦粉をつける
それとなく小麦粉をつけます。粉を使う料理をしないので雰囲気でつけてます。
3.炒める
まずはフライパンにバターを入れて溶かします。バターが良い感じに溶けたらニンニクとカエルを入れて炒めます。あとバジルも入れる。鶏肉に近いとのことだったので、ハーブも鶏肉に使われるパセリとバジルを購入。「カエルから変な臭いがしたらきついな……」と思ったので、比較的香りがするバジルをここでは選びました。
(ソテーにするつもりだったけど、調査不足でソテーじゃなくてただのバター炒めになってます)
4皿にうつす
肉とニンニクに焦げ目がついて、カリカリしてそうな気配を感じたら皿にうつします。ニンニクもバターも全部を入れます。
5.塩とレモン汁をかけて完成
調整しやすいので塩は後入れにしました。フランス料理では、レモンは入れたり・入れなかったりっぽいのですが、レモンは絶対に入れた方が良いです!味覚の話なので絶対はないのは分かってるけど、それでも「絶対に」と言ってしまいたくなるほど、このレモンは良い入り方をしていました。
実食
それじゃあ、食べますね。いただきまーす。
(ブログだからこんな風に書いてるけど、普通のテンションで食べてます)
ん~~~~~~~~?まぁ、おいしいですね。普通においしいです。「カエルの肉は鶏肉に似てる」とよく言われますが、確かに鶏肉ベースって感じの肉でした。
けれど、カエルの方が断然柔らかいですね。カエルの脚は水分が多いらしくプリプリしています。噛んだときの肉汁が出る感じは牛肉にも似ています。ともかく食感が全然違うので、カエル肉の例えに鶏肉を使うときは食感についても触れた方が良さそうです。食感も違うしカエルは骨付きなので鶏肉料理をカエル肉でしてもおいしいかは怪しいです。同じレシピで鶏肉も試しましたが、やはりこの料理にはカエルが合っていました。(もしカエル肉で唐揚げを作ったら、骨付きであることや肉量から鶏肉版の完全下位互換になりそうだなぁと思ったり)
味は「バター+塩+レモン」でおいしかったんですけど、正直に言うとマックの「アイコンチキン ソルト&レモン」でした。
まとめ
勢いで買ってしまったカエルの肉ですが満足度の高い食事になりました。活き造りはさすがにヤバいと思うけど、火が通ってればカエル料理はどれもおいしいんじゃないかな~って思い始めてます。
見た目がアレな生き物なのでゆるギャルJKなら「え、カエル食べるの……マジ?」って言いそうですが、その実おいしさに安定感がある肉質だったので、話題作りに飲食店で注文してみるのも良さそうです。安全圏からの度胸試し感あり。
以上、そんな感じでカエル料理レポートでした。他のカエル料理にも興味が湧いたので今度は飲食店でぜひ食べたいですね!
「気持ち悪いから食べられない」という方はいても、「まずいから食べられない」という方はいなそうな肉でした。