銃騎士 Cutie☆Bullet 感想

感想
未完成な印象を受けた作品です。
世界観やストーリーの骨格は悪くありませんでしたが、共通パーツのテンポが悪く退屈になったのが残念でした。じっくりと練り上げていたら面白くなったと思います。
さて、銃騎士 Cutie☆Bulletの良くなかったところの話です。鬼門といいましょうか、気になったところは二つ。「CGの少なさ」と「くだらなさ」です。
今回の銃騎士 Cutie☆Bulletは基本CGが35枚+αになっています。前回の恋騎士 Purely☆Kissは基本CG66枚+αで、それから考えても非常に少なくなっています。
日常パートでのCGが少ないので、プレイ中に「ここにCG欲しかったなぁ」なんてことが何度かあり、物足りなさを感じました。熱くなる戦闘シーンも、好きなあの子とデートに行っても、みんなで記念撮影をしても立ち絵しかないのは盛り上がりにか欠けます。
サブキャラは追加パッチで攻略できるようになりますが、そういった点からも未完成な印象を受けました。
次に、「くだらなさ」です。くだらない設定やくだらないギャグが所々にあり、プレイ中つらかったです。
例をあげると、
・キサルピナ王国の空耳設定
・主人公の父親が死ぬ間際にくだらないギャクを言う
・妹が寝ながらとる奇妙な行動
・古い知人が主人公を陥れようとした動機
などです。
他にもいくつかありますが、見ていて本当につらかったです。ギャグや冗談は嫌いじゃないけど、その匙加減が良くなかったです。そういったギャグや冗談で話を面白くしようとするのではなく、シナリオライターなのだからシナリオで勝負してほしかった。
シナリオ的にもCG的にも途中で出してしまった感のある未完成の作品でした。憂姫はぐれさんが好きな私としては勿体ないと面ました。今後の追加パッチに色々期待しています。