【保存版】オタク向け抱き枕カバーの正しい保管・収納方法!

皆さん、おはようございます~こんばんは~。銀髪白髪のバーチャルブロガー真白くりす(Misskey,Bluesky)だよ!

大切にしている抱き枕カバー、皆さんは普段どうやって保管していますか?

「とりあえずケースに入れてるけど、これって本当に合ってるのかな……」
「値段も高いし、本当にお気に入りだから、できるだけ長く綺麗に保っておきたい」

そう思ったことがある方も多いはず。
でも、抱き枕カバーの保管方法についてしっかり解説している記事って意外と少ないんですよね。

ということで今回は、初心者でもできる「正しい保管方法」と、ベテランまで楽しめる「なぜその方法がいいのか?」という理由までしっかりと解説したいと思います!

オタク向け抱き枕カバーの保管・収納方法

まずは、2025年現在における抱き枕カバーの基本的な保管方法の紹介です!
といっても難しいことはなく、「ジップロック+防湿ケース+乾燥剤+乾燥剤用の不織布袋」を使って保管するだけ。
この方法は広く浸透しており、現時点では最も実用的かつ劣化を防ぎやすい保管方法として知られています。

また、私が実際に使用している商品は以下のとおりです。すべてAmazonで揃います。
※Amazonのアフィリエイトには参加してないので、好きなところで買ってください!

  • ジップロック:「フリーザーバッグ L」販売ページ
  • 防湿ケース:「ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 27L グレー 97025」販売ページ
  • 乾燥剤(初めての人向け):「坂本石灰工業所 シリカゲル乾燥剤「なんでも除湿シリカゲル」20g×20個入り」販売ページ
  • 乾燥剤(慣れた人向け):「坂本石灰工業所 なんでも除湿シリカゲル 1kg」販売ページ
  • 不織布袋100個入り 10cm×15cmサイズ販売ページ

あったら便利なもの
・たこ焼き用レードル:乾燥剤を不織布袋に注ぐときにかなり便利。販売ページ
・抱き枕カバー用不織布袋 30cm×45cmサイズ:未使用品やしっかり洗濯したカバーの保管に便利。詳しくは後述。折りたたんで抱き枕カバーが入るサイズならOK。販売ページ検索(私が買った商品は消えてました😢)


なぜこの保管方法なのか?

ここからは、抱き枕カバーを長く楽しんでいる方にも発見があるかもしれない『知識を深める』コーナーです!

皆さんは――なぜこの保管方法が定番になったのか、ご存知でしょうか?

なんとなく雰囲気で保管してるだけ……

という方も意外に多いのではないかと思っています。でも安心してください。
先ほど紹介した保管方法なら、理由を知らなくても実践しているだけでしっかりと劣化を防げています!

抱き枕カバーを劣化させる5つの原因

抱き枕カバーの生地を劣化させる主な原因は、以下の5つです。

①加水分解 ②過乾燥 ③紫外線 ④カビ ⑤虫食い

これらは保管環境を整えることで防げます。それぞれの現象を簡単に見ていきましょう。

①加水分解
水分との化学反応で繊維が劣化し、ベタつきや黄ばみを起こす現象です。
→乾燥剤と防湿ケースで湿度を低く保つことで防げます。

②過乾燥
乾燥しすぎると繊維が一時的に硬くなり、生地のしなやかさや伸縮性が失われます
この状態で伸ばしたり、曲げたりすると、繊維に負担がかかり、変形や断裂など生地を傷める可能性があります。
→室内の湿度に馴染ませてから使うと安全です。

③紫外線
色あせや繊維の脆化を起こします。
→暗所での保管が有効です。さらに、室温の低い場所で保管することで加水分解やカビの繁殖も遅くなります。

④カビ
湿気や洗濯不足によって黒ずみや斑点が発生します。
→ 保管前にはしっかり洗濯して乾燥させることで予防できます。また、使用中であっても夏場や寝汗をかいた日はカバーを放置せずに洗濯するのがおすすめです。

⑤虫食い
皮脂やたんぱく質を餌にする虫によって、生地に穴が空くことがあります。
→ 密閉保管で物理的に仕切ったり、防虫剤も有効です。

詳しく知る

ここからは先ほど紹介した5つの劣化要因の中でも、特に重要な要因についてもう少し詳しく解説していきます。

ここを読めば、自信を持って正しい保管ができるようになるよ!


加水分解とは、水分と繊維が化学反応を起こして劣化する現象です。これによって、ベタつき・黄ばみ・伸縮性の低下・粉化などの劣化が起こります。特に湿度と温度が高い環境では、この反応が早くなるため注意が必要です。
水分が前提となる反応なので、これを防ぐことだけに着目すれば、湿度は低ければ低いほど良いという結論になります。この辺については知っている方も多いんじゃないかな~とも思います。

しかし、ここで疑問がひとつ。

本当に湿度は低ければ低いほうがいいのかな?

という点です。実際には過乾燥という劣化要因もあります。

過乾燥とは、繊維が乾いた環境に長時間さらされることで、一時的に柔軟性やしなやかさを失ってしまう状態です。この状態で使用すると、生地に負荷がかかり、変形や断裂などの物理的な損傷が起こる可能性があります。
そのため、使用前には室内の湿度に馴染ませ、柔らかさを取り戻してから扱うのが安全です。

ただし、過乾燥による硬化はある程度回復可能とされていますが、完全に戻るかは明らかではありません。

そのため結論として、加水分解と過乾燥の両方を防ぐためには、防湿ケース内の湿度を20~40%に保つのが劣化リスクを最小限に抑えられる理想的な環境だと言えます。

最近の便利グッズ

最後に便利グッズを紹介します。

それがこちら!大きい不織布袋です!!

購入したのは30cm×45cmサイズ。通気性があるため、ケースに乾燥剤を1つ入れるだけで全てのカバーを守れます!
ジップロックだと個別に乾燥剤を入れて交換する手間がありますが、不織布袋なら楽に管理できるんですよね。

「じゃあ、ケースに直に入れるのは?」とも思うんですけど、袋に入れることで取り出す際にガサゴソして爪や肌で傷つけたり、ケース内でカバーがぐちゃぐちゃになるのを防げるんですよね。

デメリットはカビと虫に弱いところ。ジップロックとは違ってカビと虫が貫通してしまうので、「未使用品」と「洗濯済みの使用品」は分けて保管するとより安心できます。
コスト面は、これまでの「ジップロック+乾燥剤用不織布袋が27.9円」だったのに対して、「抱き枕カバー用不織布袋が24.6円」です。商品にもよりますが、同じくらいか少しお得な感じになります。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました!
抱き枕カバーの保管と聞くとちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、実際は「湿度管理」と「清潔な保管」さえできれば、長く綺麗に保つことができます。

すでに対策されている方も、「なんとなく保管してたかも……」という方も、この記事をきっかけにより安心できる方法を見つけていただけたら嬉しいです!
それではまた次回の抱き枕カバーでお会いしましょう!👋

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 感謝します、とても実用的な知識でした。でも抱き枕が増えてくると、やっぱり元々の袋でそのまま保存するのが好きです。そうじゃないと、袋をたくさん買わないといけなくなっちゃいますから。
    (原文:感谢,很实用的科普。但抱枕多了以后还是喜欢直接用原袋保存,不然要买的袋子就太多了)

    • コメントありがとうございます。未開封ならそのままの袋で保管する人もいますね!
      私の場合は開封時に粘着テープに引っかかるのがいやでびりびりに破きがちだったりします。

  • いいねボタンがあったら連打してる記事感謝です。
    シリカの交換なかなか腰が重いので沢山持ちたいけど……って悩みますね。あと除湿ケースを置ける広さが欲しい人生でした。

    • コメントありがとうございます。少しでもお役に立てたのなら何よりです!
      乾燥剤交換は面倒な反面、農作業みたいなやってる楽しさはあるかもですね。あと抱き枕カバー用不織布袋が便利すぎる……。

      (ケースを収納できるところ、いっぱいほしい🫠)

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