【雑談】AI抱き枕カバーはこれからどうなる?
皆さん、こんばんは~おはようございます~。銀髪白髪のヴァーチャルブロガー真白くりす(@Crystalwreath)だよ!
今回はAI抱き枕カバーの話題です。今さら感があるけど、
AI抱き枕カバーについてどう思ってるか話題にしたことないな~
と気づいて取り上げることにしました。
少し長いので先に結論を話すと「AI抱き枕カバーは一次創作なら使われそう」という考えになりました。今回はこの結論に至った理由を中心に、AI抱き枕カバーの将来についての考えをシェアしたいと思います!
あと、めっちゃ詳しいというわけではないので、皆さんと同じく抱き枕を嗜む一人の意見として捉えてもらえたら幸いです。そう思う人もいるし、そう思わない人もいるって感じ!
AI抱き枕カバーはなぜ邪魔か
皆さんはAI抱き枕カバーについてどう思いますか?最初に思い浮かぶのは、おそらく検索の邪魔ではないでしょうか。まず、この「AI抱き枕カバーがなぜ邪魔と感じるか」という疑問から掘り下げてみました。
この感情の背後には、主に次の二つの理由があります。ずばりAI特有の絵柄と労力に対して高い価格設定です。
2023年11月現在のAIカバーは、どれも似通った絵柄で、量産品のような印象を与えがちです。にも関わらず、価格は人の手で描かれたカバーと同等で「そんなものにお金を払う気にならない」というのが私の率直な感想です。
しかし、AIイラスト技術は日々進化していて、黙っていればAIが描いたとは気づかないイラストも見かけます。AIのイラストが今よりも人間に近づいたとき、はたしてAIが学習元に無断転載サイトを使用しているという理由だけで拒むことができるでしょうか。SNSでは既にAIイラストは一定の肯定的な評価を得ていますし、将来的には外見上の忌避感は薄れていくんじゃないかな~と予想しています。
価格についてはミスマッチが生じています。
良い絵柄だから良い生地でほしいって思ったことありませんか?これとは反対の感覚で、AIカバーは低価格の生地が適していると思うんですよね。具体的には3~5,000円程度がちょうど良いと感じています。
例えば、エロゲの両面が差分になってる特典カバーが近いかもしれません。イラストは素晴らしいのですが、ポーズが同じで差分のみの場合、高品質な生地よりも安価な特典生地の方が適しています。この価格と品質の視点に立つと、少ない労力で作られると感じられるAIカバーには、より安価な生地が適していると考えられます。
AI抱き枕カバーは流行るか?
価格が下がったとしても、AI抱き枕カバーが流行るとは限りません。一時的な関心を集める可能性もありますが、長期的な大規模な流行には至らない可能性が高いです。この予想は、①ガイドラインの更新、②生産形式、③著作権の三つの要因を考慮した結果です。
まず、①ガイドラインについてです。従来の二次創作は作品や登場キャラクターへの愛情を背景に、手作業によって行われてきました。版権元も、作品を楽しんでもらえるならと創作を許可することが多いです。しかし、AI抱き枕カバーが登場すると、版権元はこれをファンの創作と見なすでしょうか。特に商業的な競争相手ともなれば、制限したいと考えるのが自然ではないでしょうか。
次に、②生産形式です。ここまでAI抱き枕カバーと表現してきましたが、別の角度から見ると現状は大陸産抱き枕カバーとも呼ぶことができます。なぜならAI抱き枕カバーを取り扱っている店舗のほとんどが中国のサークルだからです。
中国ではオンデマンド印刷が安価に行われるため、恒常的な安価な販売が可能です。一方、日本でコストを下げようとすれば大量発注が必要で、日本市場では作りづらい状況です。仮に中国で生産するとしても、そのシェアは現在の大陸産抱き枕カバー全般と同じくらいの規模になりそうです。
最後に、③著作権です。2023年11月現在、AIが生成したイラストには著作権が認められていません。著作権を発生させるためには、画風や絵柄を加えるような創作的な加筆が必要です。
実際には個別に判断していくことになりますが、ここで気にしたいのが「というリスクがあるAIイラストを、画風を加えることができるくらい実力のある人が使うか」という点です。既に自分の絵柄を持つイラストレーターさんが、万が一のリスクを考慮すると、AIは道具や資料としての使用に留める可能性が高いと思います。
結論
これらの要因を総合的に考慮すると、AI抱き枕カバーが広く普及することは難しいように感じます。
二次創作においては、AIの使用に関するガイドラインが厳しくなることが予想されます。その結果、一次創作の領域で新しい技術としてAIを活用する余地が残り、一次創作がAI抱き枕カバーの活動の主な拠点になり得るというのが、私の結論です。
以上が、AI抱き枕カバーの将来についての予想でした!
実際にはAIの進化速度にもよるから何とも言えないけど、今のイラストレーターさんが損をしないでユーザーも楽しめるツールになってくれたらな~って思ってます。
それではまた次回の投稿でお会いしましょう!👋
追記:私の気持ちだけで話すと「AIカバーに今のところ興味がないけど、これからは分からない」って感覚ですかね~。絵柄がどこまで進化するか分からないから、そのときになってみないと分からないって感じ。
好きな絵師さんに似たイラストが出せる日が来るかもしれないし、そのときになってみないと分からないですよね~
あともしかしたらなんだけど、売る売らないじゃなくて、個人が自分用にAI抱き枕カバーを作って楽しむって未来もあるかも?
BOOTHにブロック機能を追加する!? | 妹√で風呂洗う
コメント
コメント一覧 (12件)
自分は、今の環境で生成されたAIのイラストに、単純に金を出したくない派ですね。AIを使用した絵については、営利非営利関係なく、申告を義務付けるようになってほしいと思ってます
コメントありがとうございます。
私はたぶんAIの絵柄が好みじゃなくて買う気にならないって感じです。
AI使用は記載してほしいですよね~。
ただ、なぜ記載してほしいのかは言語化が難しいところ。
すごく良い絵だな~と思ってもあとからそれがAIだと知ったときはがっかりするので、そこにマイナスイメージを引き起こすヒントがある気がしています。
クオリティが上がらない限りはAIイラストのは買わないのでマイナス検索できるようにしてほしいですね
コメントありがとうございます。
とりあえずは検索の邪魔なんでBOOTH側で取り除く機能ほしいですよね~。
抱き枕カバーに限らず、モノの適正価格は、それを作るまでに費やした材料費(原価)や工数に見合ったものであるべきだと考えます。
その点で、AI画像の工数は手書きより遥かに少なく済むでしょうから、AI産の抱き枕カバーは、絵師が手掛けた作品より安価であるべきというのはもっともな話だと思います。
AIを完全に規制することは困難でしょうけど、イラストレーターがAIと上手く付き合っていける様な、法やガイドラインの整備を進めてほしいですね。
コメントありがとうございます。
やっぱりイラストレーターさんが手描きしたイラストとAIのイラストを同じ価格で見るのは難しいですよね~。
同じ価格で出されるとどうしても高いと感じてしまいます。
AIイラストも技術は便利だと思うので、お互いが安心して対立しないような関係になると良いんですけどね。
結局は「労力と対価」に対する感情なんでしょうね。作る側も買う側も。
産業革命期のイギリスでは職人らによる機械打ち壊し運動が起きたというし、うまく着陸できるといいんですが…
コメントありがとうございます。
考えてみると問題点というか、整備しきれてないところが色々と出てきますよね~。
環境を破壊しかねない技術である反面、便利でもあって本当にみんなが安心して楽しめる環境になってほしいところです。
(イラストレーターさんが自分の絵を学習元にして、AIを補助ツールとして使ったグッズが10~15%引きとかだったら「お?」ってなるかも)
趣味で個人で楽しむためにAIイラストを作成していますが、
自分で作業すると色々思うところがあります。
販売して価格を決めるという面では自由に値段を設定すればいいとは思いますが、(価値は買う側が決めるという意味で)
AI作成作品には、元のクリエイターの方達に還元するようになって欲しいですね(学習元ということで)。
また、AI作成であることを表記もいると思います。
ただ、現状ではAIで作るにも良いものを作るにはそれなりに時間もかかると思いますし、
電気代もかかります。
ですので、ざっくりですが、例えば1000円の物があったとして
原価500円+作業費や利益250円(自由に設定)+AI還元料250円(〇%と決っている等)=1000円
とかになればなぁと思いますね~(素人なのでおかしな例えでしたらお許しを)
コメントありがとうございます。
AI使用の表記はやっぱり必要ですよね~。消費者として知りたいというのもありますが、イラストレーターさん側の視点に立つとどちらがオリジナルかは重要ですし、オリジナルなのにAI使用を疑われるのはあまりにもつらいです。
ルールや法律よりも先に技術が進んでしまった感が強いですが、やっぱりイラストレーターさんには還元してほしいですね~。
学習元の正当性ゆえにAIイラストが自身の立場を悪くしてるのも勿体なく思えます。
AI抱きまくらやAI絵は実際の価値と見せかけの価格がかけ離れていて完全にバブル状態だなーと遠くから見てます。
今は似たAI絵が乱立しているにもかかわらず、抱きまくらもイラスト配信も強気の価格設定ですが、誰が見ても同じような絵にあんなに価値がつくわけがない。
新しい技術といえば、仮想通貨の始まりもうろ覚えですが元々は通貨発行権を銀行や国から取り戻すという崇高な理念から始まったと記憶しています。
だんだん「なんか儲かるらしい」というミーハーな人たちが集まってきて、仮想通貨バブルが弾けた後は、そういった人たちは一斉に去り、元々仮想通貨に愛着があった人が残っている感じですが、AI絵も同じ末路をたどる気がしています。
遠くない未来にAI絵バブルが弾けて、
乱立しているAI絵専門のサイトなんかも最大手を残して軒並み閉鎖になる気がします。
最終的には、学習元に還元しようとしたり、こだわりをもったちゃんとしたAIクリエイターも残るでしょうが、その頃にはAI絵の価値も暴落していて、それを元手にサークルの運営をするとかも苦しくなりそう。更にその頃になってもAIイラストレーターのラクして絵を書いているというイメージは残り続けそうなので、AIイラストレーターは苦しい立場になりそうですね。
ごくごく個人的な意見を話すとなんか今のAI絵は絵に感情が乗ってなくて苦手ですね。
二次元イラストを楽しめるのは単純に絵の魅力だけではなくて、巨乳の絵なら巨乳好きが書いているという書き手の趣向を含めて楽しめている気がします。別に絵師を性的な目で見ているわけではなく、絵師のこういう絵が書きたい、見てもらいたいという感情が裏に乗っているから人間の書いたイラストには魅力を感じる気がします。
が、AIはただ言われたとおりに機械的に出力していて感情があるわけではないので。どれだけきれいな絵が書けていても、そこには人間の指示に従って出力された絵が残っているだけで深みがない。
まあ、今のAI絵にもAIクリエイターの感情が乗っていると言われればそのとおりなのですが。
何か、夏休みの宿題で読書感想文を出された子供が、先生に褒められるために書いたいい子ちゃん感想文を読んだときの薄ら寒さみたいな。めっちゃいい表現を使って感想を書いてるのに全然響かないみたいな感じ。
なぜAI絵が苦手かといえば、自分の結論は、俺はこういうのが表現したいという原動力が見えてこないからというのが一応の結論です。
今はまだAIは人間の下請け似すぎない感じですが、遠い将来AIが自我を持って自分の考えや気分や趣向で絵を生成するようになったときに初めてAI絵を評価できる気がします。そのときは、言うことを聞いてくれなさそうですが。
PCのパーツをダウングレードしたらイラスト生成AIが勝手に苦手な性癖の絵を大量生産してフォルダにぶちこんだり、逆にPCのパーツをグレードアップしたら、朝起きたらいつの間にか性癖ど直球の絵が生成されていたりして感情を出したりしたら面白い。
コメントありがとうございます。
今のところAIは作業を効率化するツールという認識が一般的であるように感じます。
例えば、イラストレーターさんが自分のイラストを学習させて、著作権問題をクリアしたイラストからグッズを作ったとしても、直感的に「いつもより安いのかな?」と期待してしまいますから、少なくとも手書きを上回ることはなく同等かそれ以下の価値であるように思います。
創作に対する情熱について考えてみると、AI絵師は今よりも今後肩身の狭い環境になっていくでしょうからこれが一種のフィルターにもなりそうですね。AI絵師の視点に立てば、そうした中でどうすれば自分の作品を認めてもらえるかと向き合うわけですからそれなりに情熱が試されるように思います。
自我を持ったAIについては、触れていただいた内容とイメージが少し異なるかもしれませんが、AIが自己の体験を通して学習した結果であれば興味が湧いてきますね!
例えると、ドラえもんが描いた絵みたいな!
(それなら割と欲しい)(ドラえもんがいきなり銀髪白髪を描き始める)